あしげ日記:2021-10-6

あしげ日記

昨夜、Arhtroscopyから連絡があり、足底腱膜炎の論文がrejectされました。rejectの理由を読むと、「この論文はよく準備されていて大変興味深いですが、他の競合する投稿と比べるとインパクトに弱いので、雑誌Arthroscopyにはあまり向いていません」とのことでした。

確かに、「足底腱膜炎の内視鏡手術で、(足底腱膜切離+骨棘切除)と(骨棘切除のみ)とを比較しました」は、興味のある人にはあるけれども、そうでない人には興味のない話です。Arhroscopyは整形外科全領域の関節鏡関連の記事を載せる雑誌なので、その中に載せるとしたらインパクトが弱いかもしれません。

以前、母趾種子骨障害の論文をArthroscopyに出した時は何事もなく査読に回り、ずいぶん熱心に読んでもらえましたが、この足底腱膜炎の論文はあっさり門前払いでした。この足底腱膜炎の論文は比較試験(しかも傾向スコアによる交絡因子調整済み)なので、母趾種子骨障害のわずか14人のケースシリーズよりエビデンスの質としてはずっと高いのですが、インパクトという意味では、母趾種子骨障害の関節鏡の方が上なのですね。インパクトファクターの高い雑誌の趣向が少し分かった気がします。

次はFoot and Ankle Internationalに出したいと思います。ここなら、この論文の話題に興味を持ってもらえると思います(笑)。

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