あしげ日記:2021-3-30

あしげ日記

今日もMendeleyで文献を読む日です。

文献を読んでいるときは、ただ読んでいるのではなくて、この文献は自分の論文でこのように生かそうとか、この文献は自分の主張の補強になりそうとか、自分の論文でもこの点は言及しなくちゃ、とか、色々なことを考えながら読んでいます。それらは思い浮かんでは消えるものなので、思い浮かんだ瞬間にAnnotationsに書き留めたり、自分の論文のManuscriptに書いておいたりしています。なので、文献を読みながらもだんだんと構想が出来上がりつつある感じです。

論文を書くのは、ただ発表だけが目的ではない気がします。その論文を作る過程で、自分の治療法を顧みたり、他の治療法と客観的に比較したり、自分の治療法の中に潜んでいるメカニズムを様々な視点で推測したり、など、日常の忙しい診療業務中にはとても不可能なレベルで深く考察をする必要があります。論文を完成させ、提出することは確かに目標ではありますが、その過程における考察は、たとえその論文が日の目を見なくても意味のある行為だと思います。また、これらの考察には当然、様々な感情の機微を伴いますので、それらは生活を彩りを与えてくれます。自分は内省的な性格だからか、このような生活こそが求めていたもののような気がします。

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