あしげ日記:2021-4-1

あしげ日記

今日も内視鏡下足底腱膜切離術をした方のカルテをまとめています。

カルテからデータをピックアップしてExcelに打ち込むだけの作業なのですが、それ以上にぐったりと疲れます。カルテを読み返すと、どのように受診したとか、その後の経過はどうだったとか、十分によくなる前に来なくなったとか色々なので、治療がうまくいったかどうかいちいち反省しなければならないからですね。

一番良いのは、順調に痛みが減り、ほぼ痛みがなくなったところで終診とするケースです。次に良いのが、遠方ゆえ、近くの医院さんに紹介状を書くケースです。この場合も、もし悪ければその医院さんから逆紹介があるので安心です。

良くなる前に受診がなくなるケースは、いちばん気になりますね。良くなったので次回受診をキャンセルしたのかもしれないし、良くならないので別の病院に行ってしまったのかもしれません。

良くならないので他の病院に紹介状を書いてくれ、というのはそこまで気になりません。自分のところで良くならないけれども紹介先の病院で良くなることもあるし、その紹介先として指定されるような病院で良くならずに自分のところで手術をして良くなるケースもあるので、お互い様です。とくに足底腱膜炎ではこういうことがありますね。おそらく足底腱膜炎の病態が一つではなく、手術がよく効くタイプと、それ以外の治療法がよく効くタイプとが混在しているのでしょう。どのタイプに対しどの治療法が効く、というのはまだ手探り段階ですので、研究によって解明されるのを待たなければなりません。そのためにも、このように治療成績をまとめて発表することには意味があります。

話は変わりますが、このあいだ出した母趾種子骨障害の関節鏡手術の論文の査読が終わったと雑誌社のホームページに書かれていました。こういう結果を待つときの気持ちは受験生と同じで、何ともどんよりします。早く結果を教えてほしいですね。

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