あしげ日記:2021-4-2

あしげ日記

今日も早起きしてMendeleyを読んでいます。早起きと言っても、早く起きすぎてまだ夜中の1時ですが。

昨日、内視鏡下足底腱膜切離術患者さんのカルテからのデータのピックアップは終わりました。次に患者さんに郵送する質問票を作らなければなりませんが、有効な質問を考えるために、過去の文献をもう少し読み込んで、治療成績として明らかにすべきことをはっきりさせておかないといけません。

内視鏡下足底腱膜切離術の文献を検索しましたが、ここ5年で異常に増えてますね。治療成績がよく、合併症も少なく、低侵襲なことが認知されてきたからでしょうか。

これを見ると、日本の足の外科の医師たちも、もう少し認識を改める必要がありそうです。学会の雰囲気だと、内視鏡下足底腱膜切離術を発表した医師に対し、一部「足底腱膜を切る」ことに異議を唱える医師が強く反論し、何となくこの方法はダメなんじゃないか、という雰囲気になって下火になってしまいましたが、むしろ世界では逆の潮流です。単に頭ごなしにダメと決めつけるのではなく、治療成績を冷静に眺める必要もあるのかと思います。

論文が増えてきたとなると、ただ治療成績だけを報告するような発表では価値が少ないですね。自分的には誰も読まないような論文を書いて数を量産するつもりはなく、書くからには歴史的に意味のある、少なくとも足の外科の教科書に引用されるような論文を書くつもりですから、どういう観点で書くのがもっともよいか、作戦を考えないといけません。真っ先に思い浮かぶのが、「実は足底腱膜は切らなくても大して治療成績に影響しない」という、内視鏡下骨棘切除術との比較ですね。これだと、今まで発表されてきた「内視鏡下足底腱膜切離術」の結論を全部ひっくり返すことになるので、破壊力がありそうです。

もう少し文献を読んで勉強します。

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