あしげ日記:2021-5-1

あしげ日記

昨日のブログで紙カルテや思い出しバイアスのことなどを書いているうちに、紙カルテが破棄されてしまった(法律的に決められたカルテ保存期間は5年)足底腱膜炎の14人の患者さんにも、郵送で質問票を送れることに気がつきました。

以前、紙カルテが破棄された患者さんを電子カルテで検索したところ、住所や電話番号などの基本情報のみは電子カルテに移行されていたことを思い出し、また、自分の手術台帳にはID(個人情報保護のためにある規則で変換はしていますが)が残されていることから、電子カルテでID検索すれば、本名と住所がわかることに気がつきました。

昨日はこの思い付きに興奮して居ても立っても居られなくなり、家に帰ってからすぐに20時まで開いている文房具屋さんに行って送信用封筒を買い、今朝は早く病院に来て、その14人分の質問票の袋詰めを行いました(写真)。

内視鏡下足底腱膜切離術を行った患者さん50人中14人をロスしたと思ってがっかりしていたところでしたので、かなり救われた気分です。紙カルテが破棄された患者さんは、少なくとも5年以上前に手術を行った患者さんなので、長期成績の観点からとても貴重です。紙カルテがないために手術前に取ったデータはすべてなくなっており、質問票での回答(多少の思い出しバイアスあり)に置き換えざるを得ませんが、その14人の方からの情報がゼロになるよりはよっぽどましです。

今日の外来が終わったら、土曜もやっている大きな郵便局に行って出してきたいと思います。

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