あしげ日記:2021-5-31

あしげ日記

今朝はアキレス腱付着部症の文献を読んでいます。

総説はだいたい1本読むのに30分くらいかかりますね。1本読むとかなり疲れますが、ただ総説は1本につき50-100本くらいの文献を網羅しているので、それだけ時間をかけて読む価値は十分にあります。

一方、普通の研究は、要約abstractを読んでほとんどおしまいです。大切なことはすべてそこに書かれているので、そこにある情報以上に詳しく知りたいと思うことはほとんどありません。たまに研究方法や結論がユニークだったり、手術手技や統計処理に興味があったりしたときは本文を読みますが、大半はざっと眺めておしまいにしてしまいます。そうすると1本10分くらいで終わります。

昔は、文献の端から端まで読んだりしていましたが、案外精読したところで記憶に残ることはほとんどなく、Abstractだけしっかり読んで、他はざっと見でも大差ありません。そんな精読を100本の論文を通して行うことは不可能だし、むしろむやみに精読したことによる時間ロスのほうが大きいです。

結局のところ、その論文を読むのは、自分の中の治療体系の足しにしたり、自分の論文の中で引用したりするために読んでいるのだ、ということが、最近強く意識されるようになってきました。

タイトルとURLをコピーしました