あしげ日記:2021-6-2

あしげ日記

今朝は、本当は査読コメントをもとに論文を修正しなければならないのですが、現実逃避して、この前買った「哲学用語図鑑」を読んでいます。

この哲学用語集にしても名言集にしても、「誰が何を言った」といった本は、ちょっと見るのは楽しいんですけれども、だんだん飽きてくるんですよね(笑)。多くの人がいろいろと気の利いたことを言うけれども、結局解がない、みたいな。だったらそんな人の言葉など放っておいて、自分の思うところに則ればいい、と思ってしまいます。そういえば「自分の中から出てきたものしか規範としない」とランボーが言っていたような。

査読が返ってきてすぐに取り掛かる気分になれず、現実逃避したくなるのは、前回もそうでした。この感情はどこから出てくるのでしょうか。やはり、こちらがよいと思って提出した論文に対してけちをつけられているのですから、それを素直に聞く気になれない、というのが一番大きいかと思います。こういう反抗的なのは気質ですから、今更どうしようもないです。

現実逃避ついでに話はどんどんそれていきますが、自分と違う意見を言われた時に、そんなに簡単に「はい」とは言えないですよね。もとの自分の意見は、人から言われてそんなに簡単に「はい」と言って寝返る程度のものだったのかと。本当に納得がいったら「はい」と言いますけれども、二つ返事で「はい」と言うことはできず、とりあえず留保したくなります。そして十分に冷静に考えられるようになって初めて、意見を修正すべきなのか、しなくてよいのか考えます。

こうだらだら書いているうちに、何となく現実逃避で哲学用語図鑑を見ている理由がわかってきました。哲学用語図鑑で過去の哲学者の多様な意見に触れながら、これから(聞きたくもない)査読者の意見を自分の中に受け入れていく心の下準備しているのかと思います。

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