あしげ日記:2021-6-29

あしげ日記

昨日今朝とだいぶがんばって、アキレス腱付着部症と足底腱膜炎のデータを入力しました。

その結果、アキレス腱の方はだいたい入力が終わりました。足底腱膜炎の方は、何しろ患者さんがアキレス腱の2倍なこともあり、6割くらいしか終わりませんでした。

データを見て思うのは、データの一覧が完成して初めてピンとくるものがある、ということです。まあ当然と言えば当然のことですが。データ全体の一覧表ができあがると、それを縦横にいろいろ見ていくうちにいろいろな傾向が見えてきます。

この作業は、臨床においてとても大切なことだと思います。患者さん全体が一望できるデータの表を見ていると、個々の患者さんの治療成績がどういう要因に影響されているのかが、よりはっきりわかるようになります。すなわち、ある患者さんの治療成績がほかの患者さんより悪い場合、それが年齢によるものか、肥満度によるものか、生活強度によるものか、そもそも術前の状態が悪かったことによるものか、などが、全体の分布の中でどこに位置するのかを見ることで、より客観的に判断ができるようになります。

すると、手術手技での対応ができるかどうかを検討することはもちろんですが、術後の安静やリハビリ、生活指導など、より細かいレベルでの個別の対応がしやすくなります。「個々の患者さんにあった治療」というと、その患者さんのことだけを考えればよさそうな感じがしますが、全体を把握しなければ個の把握も十分にできない、ということをデータの表は教えてくれます。

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