あしげ日記:2021-6-7

あしげ日記

今日は救急早番や手術2件などであまり時間がありませんでしたが、アキレス腱付着部症の内視鏡手術のデータを少しまとめました。

ざっと見たところ、約50人中5人がloss to follow up(海外赴任や住所不明など)、数人は他の疾患の痛みで評価困難、3人が成績不良、4人が再手術を要したものの良好な成績、他の方はとてもよい治療成績でした。これは、新しく考案された手術としてはとてもよいと思います。

日頃外来をやっていると、手術後、治療成績の良い患者さんはだんだんと来なくなり、十分に良くなっていない患者さんが残るので、つい皆あまり良くなっていないような印象が残りますが、こうやって数値化すると、どの程度よくなるのかが分かるので自信が持てます。

年齢も体重も免疫力も治癒力も生活による負荷もバラバラですから、同じように治療しても個人差が出るのは当然なのですが、それでも、よくならない患者さんはどうにかしてよくなってもらいたいと思いますね。アキレス腱付着部症のこの手術成績は世界一と言っても差し支えないと思いますが、理想は逸脱例なく治ることです。

アンケートのデータ・カルテ・画像などの資料をずっと眺めていると、今まで見えていなかったものが見えてくるので、しばらくはそこに集中してみたいと思います。

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