あしげ日記:2021-7-1

あしげ日記

今朝も足底腱膜炎のデータをまとめています。8割がたデータ入力が終わりました。

足底腱膜炎の内視鏡手術は、足底腱膜切離術も骨棘切除術もどちらもいいですね。以前の日記にも書きましたが、日本では足の外科学会で足底腱膜切離術に妙に反発する一派によって、せっかく今まで内視鏡をやっていた先生方も元気がなくなり、内視鏡手術が何となく下火になってしまいましたが、世界では次々に良好な成績が報告されているし、自分の症例でも良好な成績で、良い手術と言い切っていいと思います。また、術後にMRIを取るとわかりますが、一度切った足底腱膜は後からつながっているので特に問題もおきません。腱を切る手術などは他にもたくさんあって(アキレス腱付着部症の標準的なアキレス腱再建術、扁平足の腱移行術、外脛骨障害のKidner法など)、それらに対しては何も言わないのに、また、足底腱膜を切った影響を評価したわけでもないのに、頭で考えただけで足底腱膜を切ることはダメなことなんだ、のように決めつけるような人たちは科学的でないですね。いちおう自分の論文では、足底腱膜切離術も骨棘切除術も同程度の手術成績で、だから足底腱膜は切離する必要はない、という結論になるかとは思いますが、足底腱膜切離術も決して悪い手術ではないし、ケースによってはそちらの適応になることもありうるかと思います。論文で発表されるほうが先になるかとは思いますが、来年あたりこの結果をもって足の外科学会で暴れてやろうかと思っています。

アンケートを見る限り、若干の成績不良はおそらく再発かと思われます。こういった方にははがきで受診のご案内をしたいと思います。また、昨日も書きましたが、腰部脊柱管狭窄症を合併している方についても再度連絡を取りたいと思います。

あとは追加で足底の脂肪の厚みを測るのと、特にスポーツをする方のデータをまとめるのとでだいたい終わります。そうしたら統計解析に移れます。

タイトルとURLをコピーしました