あしげ日記:2021-8-23

あしげ日記

一昨日にアキレス腱付着部症の論文をひとまず雑誌社に送りましたので、今日からまた足底腱膜炎のほうに移ります。

今朝は、傾向スコアを用いた解析の流れの章立てを行いました。すわなち、①傾向スコアを推定するモデルの作成、②モデルの評価、③得られた傾向スコアを使っての臨床評価指標の計算 という流れです。

まだまだ逆確率重みづけ法は自分の中で手慣れた方法ではないので、自分自身何をやっているのか見失いがちになりますね。自分で何をやっているのかわからないようでは、人が論文を読んでわかるはずがないので注意が必要です。

傾向スコアというもの自体、数学のようにこれと決まった正しい値、というものではなく、その傾向スコアを出すためのモデルを自分で作成し、それを用いて計算して出すものなので、ある意味「推定値」です(「真の値」というものが存在するとして;この点は西洋哲学的です)。そうやって出した「推定値」である傾向スコアを用いて、さらに今やっている逆確率重みづけ法では、2つの術式を行った患者さんたちが全員片方の術式を受けたとしたとする「仮想集団」をつくり、その仮想集団の臨床評価の「推定値」を出しますので、いわば「推定値の入れ子構造」になっています。そのため、論文中でも「推定値」「推定した」の言葉が入り乱れ、ちょっと気を抜くと訳わからなくなります。

この訳わからなさをいかにすっきりと記述するかが、まずはこの論文の最初の関門です。

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