「ソーシャルワーカーという仕事」

読書日記

2022-1-2:「ソーシャルワーカーという仕事/宮本節子

病院には様々な職種の人が働いていますが、医師以外の仕事はなかなか詳しく知る機会が少ないので、Amazonでたまたま目についたこの本を読んでみました。

ソーシャルワーカーの仕事はとても多岐にわたるので、ひとまとめに言い表すのは難しいですが、主に生活困窮者、介助・介護が必要な高齢者、精神福祉、児童福祉などに携わる人たちで、主に市区町村の社会福祉事務所・社会福祉協議会、病院や診療所、公営・民営の福祉施設などに勤めています。その勤め先によって名称が異なり、窓口相談員、面接相談員、地区担当員、ケースワーカー、生活相談員、母子相談員、病院ならばMSW(Medical Social Worker)、精神病院ならばPSW(Psychiatric Social Worker)、児童相談所では児童福祉司などと呼ばれるそうです。

この本では、ソーシャルワーカーの仕事の概説ののち、著者の実地体験、社会制度の解説、社会問題点の指摘などがバランスよく書かれていました。その中で「ソーシャルワーカーの仕事は、主としてその時代が持つ最も矛盾した局面に携わる」と書かれていましたが、この言葉が一番ソーシャルワーカーの仕事を端的に表しているかもしれません。

発行年が2013年のため、インターネット時代におけるソーシャルワーカーの仕事については、この本では書かれていませんでした。ここ10年でさらに別の様相を呈しているかもしれません。これからもますます需要が高まる職種だと感じました。

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