「ケアマネージャーはらはら日記」

読書日記

2022-1-6:「ケアマネージャーはらはら日記/岸山真理子

ケアマネージャーという仕事の実情を垣間見るため、今度はこの本を読んでみました。

「日記」の題名通り、ひとつひとつのエピソードが日記形式(日付はなし)で書かれてあります。普通に仕事をしていればどこにでもありそうな一日を切り取って描写しているので、リアルな様子がよく伝わってきます。

これを読むと、支援や介護が必要な一人暮らしの高齢者も地域で孤立しているのではなく、ケアマネージャーさんが巡回して一人一人を地域とつなぎ留めているのだ、ということがよくわかりました。最前線で身を張って地域高齢化社会を支えているケアマネージャーさんには敬意しかないです。

介護に関する専門知識も、余白に注として詳しく説明してあるので、介護保険の知識がなくてもよくわかります。というか、面白く本を読んでいるうちに、介護に関する必要な知識がいつの間にかつく、という感じで実践的です。

本の中に登場する医師や訪問看護師が、もっとも被介護者の近くに寄り添っているケアマネージャーさんの立場からすると「高圧的」に描かれている箇所もあり、たしかにそのように映る場面もあるかと思いました。外来患者さんにもときどきケアマネージャーさんが付き添ってくることがありますが、そのときにもっと話を傾聴することができそうです。

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