「方丈記」

読書日記

2022-1-9:「方丈記/鴨長明

コロナがまた流行ってきました。方丈記のAmazonのレビューに「コロナ禍に読むべき本」と書かれていたのを見て気になっていたので、今日はこれを読んでみました(現代語訳のみ)。

この方丈記では、筆者の鴨長明が、都の大火・竜巻・遷都・飢饉・大地震などによる社会の不穏な状況を経験したのち、心の平安を求め草庵に移住、余生を過ごした一生を振り返って記しています。

まず、とても短いんですね! あっという間に読み終わりました。解説によると「400字詰め原稿用紙20数枚分」だそうです。

それから、色々な描写がいちいちうまいですね。徒然草の兼好法師が秀才だとしたら、こちらの鴨長明は芸術家、という感じです。解説を読んでみると鴨長明は歌人(知らなかった笑)とのことで、普通の文を書いても情景や心情の表し方がうまいのだなと思いました。

引きこもり、ミニマリスト、自給自足、季節の楽しみ方、自分の生活への愛着、など共鳴するところが沢山あり、鴨長明という人物そのものに惹かれました。やはり同じ日本人なのですかね。徒然草にしてもそうだし、日本の古典は共鳴する部分が多いです。

愛読書が1冊増えてよかったです。

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