ブログ概要

「あしげブログ」について

概略

足の外科専門の整形外科医が、足の外科の疾患に関する情報をお伝えします。

説明した疾患

足の外科疾患のうち、外反母趾強剛母趾アキレス腱付着部症足底腱膜炎母趾種子骨障害外脛骨障害三角骨障害変形性足関節症踵骨骨折中足骨痛症中足骨短縮症を説明しています。

各疾患の記事の構成

各疾患の記事は、おおよそ以下の4本立てになっています。

疾患の特徴(一般の方向け):症状、身体所見、画像所見、診断などについて
保存療法(一般の方向け):装具、リハビリなどについて
手術療法(一般の方向け・専門医向け):各種手術法、現在の手術法の問題点などについて
手術法の詳細(専門医向け):主に筆者の考案した低侵襲手術について

※ヘッダーの疾患名をクリックすると、記事一覧にジャンプします。

手術法の詳細について

筆者は、既存の手術法の不備を検討・修正していくことで、下記の新しい(もしくは改良された)術式を開発してきました。病院ホームページでこれらの術式を知った多くの患者様が全国から受診され、手術を受けています。

※いずれの術式も保険適応です。

本サイトでは、専門医向けに、これらの手術法の詳細を説明しています。

プロフィール

中島健一郎。整形外科医師。専門は足の外科。八潮中央総合病院(埼玉県八潮市)足の外科センター長。東京大学医学部卒業。日本整形外科学会専門医、日本足の外科学会評議員、日本足の外科学会認定医、障害者福祉法指定医、難病指定医、義肢装具等適合判定医、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医 、臨床研修指導医。

論文

  1. Nakajima K. Arthroscopy of the First Metatarsophalangeal Joint. J Foot Ankle Surg. 2018;57:357-363. doi: 10.1053/j.jfas.2017.10.003.
  2. Nakajima K. Arthroscopic Sesamoidectomy for Hallux Sesamoid Disorders. J Foot Ankle Surg. 2022;61:175-180. doi: 10.1053/j.jfas.2021.06.004.
  3. Nakajima K. Sliding Oblique Metatarsal Osteotomy Fixated With a K-Wire Without Cheilectomy for Hallux Rigidus. J Foot Ankle Surg. 2022;61:279-285. doi:10.1053/j.jfas.2021.07.022.
  4. Nakajima K. Fluoroscopic and Endoscopic Calcaneal Exostosis Resection and Achilles Tendon Debridement for Insertional Achilles Tendinopathy Results in Good Outcomes, Early Return to Sports Activities, and Few Wound Complications. Arthrosc Sports Med Rehabil 2022;4(4):e1385-e1395. doi.10.1016/j.asmr.2022.04.027
  5. Nakajima K. Fluoroscopic and Endoscopic Calcaneal Spur Resection Without Plantar Fascial Release for Recalcitrant Plantar Fasciitis. Foot Ankle Orthop. 2022 21;7(2):24730114221108104. doi: 10.1177/24730114221108104.
  6. Nakajima K. Arthroscopic Autologous Bone Grafting for Hallux Sesamoid Fracture Nonunion Results in a High Rate of Complete Resolution. Arthrosc Sports Med Rehabil. 2022;4(5):e1789-e1797. doi: 10.1016/j.asmr.2022.07.007.
  7. Nakajima K. Endoscopic Plantar Fascia Release Combined With Calcaneal Spur Resection: A Case Series of 40 Patients. Foot Ankle Spec. 2022 Sep 5:19386400221122761. doi: 10.1177/19386400221122761. Online ahead of print.
  8. Nakajima K. Sliding Oblique Metatarsal Osteotomy Fixated With K-Wires Without Cheilectomy for All Grades of Hallux Rigidus: A Case Series of 76 Patients. Foot Ankle Orthop. 2022;7(4):24730114221144048. doi: 10.1177/24730114221144048.
  9. Nakajima K. Fluoroscopic and Endoscopic Calcaneal Exostosis Resection and Achilles Tendon Debridement for Insertional Achilles Tendinopathy: Surgical Techniques. Arthroscopy Techniques. Published: May 08,2023. doi: https://doi.org/10.1016/j.eats.2023.02.018
  10. Nakajima K. Distal Metatarsal and Proximal Phalangeal Osteotomies without Soft Tissue Procedure for Hallux Valgus with 80° Hallux Valgus Angle: A Case Report. Journal of Orthopaedic Case Reports 2023;13(06): 29-34. https://doi.org/10.13107/jocr.2023.v13.i06.3684
  11. Nakajima K. Minimally invasive surgeries for insertional Achilles tendinopathy: A commentary review. World J Orthop 2023;14(6):369-378. doi: 10.5312/wjo.v14.i6.369
  12. Nakajima K. Insertional Achilles tendinopathy: A radiographic cross-sectional comparison between symptomatic and asymptomatic heel of 71 patients. European Journal of Radiology Open 2024;12:100568. https://doi.org/10.1016/j.ejro.2024.100568
  13. First-Ray Distal Metatarsal and Proximal Phalangeal Osteotomies Without Soft Tissue Procedure for Severe Hallux Valgus: A Case Series. Nakajima K. Foot Ankle Orthopaedics First published online August 26, 2024. https://doi.org/10.1177/24730114241274772

(青字の論文はサイトからダウンロードできます。黒字の論文は、ご希望の方にはPDFをお送りします。)

査読者としての活動

査読を行ったPubMedジャーナルは以下の通りです(ABC順)。

Archives of Orthopaedic and Trauma Surgery, BMC Musculoskeletal Disorders, BMC Surgery, Clinical Medicine Insights: Arthritis and Musculoskeletal Disorders, Current Medical Imaging, Foot & Ankle Specialist, International Journal of Environmental Research and Public Health, Journal of Clinical Medicine, Journal of Foot and Ankle Research, Journal of Foot and Ankle Surgery, Journal of Orthopaedic Surgery and Research, JoVE, Medicina, Scientific Reports.

八潮中央総合病院

外来診療

筆者の外来は次の通りです。

  • 金曜 ⇒ 午前   :八潮中央総合病院(受付時間:8時~12時)
  • 土曜 ⇒ 午前   :八潮中央総合病院(受付時間:8時~12時)

予約は必要ございません。また、紹介状なしでも大丈夫です。足の外科疾患でお悩みの方はお気軽にお越し下さい。

最も早い手術日は、2024年11月現在、2025年1月28日となっております。

※手術前の受診回数は、初診日を含めて3-4回必要となります(術前検査、コロナの検査など。初診の受付時間が早いほど、その日にできる検査が多くなり、受診回数が少なくてすむ可能性が高くなります)。

手術までの流れ

①初診

※予約は必要ございません(そもそも予約自体ができません。受診をしないとIDが決まらず、電子カルテ上で各種入力ができないためです)。

診察の結果手術適応となった場合、その日に手術日を決めてしまうか、後日お電話で手術のご希望日をご連絡いただくようにしています。

最も早い手術日は、2024年11月現在、2025年1月28日となっております。

※コロナワクチンを打った方やコロナに感染した方は、打った日または治った日から1カ月空けてからの手術となります。

②術前検査、手術説明

手術日が決まりましたら、その手術日から3週間~1か月前に受診日の予約をお取りします。その日は、全身麻酔のための諸々の検査と手術の説明をさせていただきます。手術の説明に同席される方がいらっしゃいましたら、ご一緒にお越し下さい。

※検査項目の予約状況によっては、検査のためだけに受診が必要になるケースもあります。

※疾患によっては、局所麻酔での日帰り手術、入院の上で局所麻酔手術なども可能です。局所麻酔の場合は、手術前の検査項目が少なくなります。

③コロナの検査

入院の数日前に、コロナのPCR検査と肺CT検査を行います。

※PCR検査は、病院の安全管理の規定上、八潮中央総合病院で行っていただくこととなっております。

※PCR検査が陰性かつ症状がない場合、肺CT検査は必要ありません。

※遠方の方は、これらの検査ののち、近くのホテルに滞在するか、そのまま入院するかの方法を取っている方が多いです。

※PCR検査が陽性の場合、手術はキャンセルとなります。手術予約の取り直しは、PCR検査が陰性になってから1カ月以降となります。

④入院

手術の前日に入院となります。入院期間は、受けた手術法によっておおまなか目安(例:外反母趾、強剛母趾、アキレス腱付着部症、足底腱膜炎は3-5日程度)がありますが、退院後の外来通院の困難さ(遠方かどうか)などによって適宜調整いたします。

⑤退院後

退院後早期は2週に一度程度、その後は1,2カ月に一度程度の外来経過観察となります。

お問い合わせ

本サイトでは、足の外科疾患に関するご質問・ご相談を承っております。「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせ下さい。迅速に返答いたします。

返信は翌日までには「必ず」しております(メールは毎日チェックしており、あしげブログからのメールは特に目立つように設定しています)。翌日までに返信メールが届かない方は、

①返信メールが迷惑メールフォルダに送られていないか、
②フリーメールアドレス(hotmail.co.jp)からのメールを「迷惑メール設定」にしていないか、
③入力したメールアドレスにお間違いがないか、

をご確認下さい。

携帯メールへは高確率でメールが届きませんので、PCメールを指定してください。携帯メールを指定の場合は、hotmail.co.jpからのメールを受信できるように設定してください。

くれぐれもメールアドレスの入力をお間違えにならないようご注意ください。お間違えになった場合、こちらからメールをしても戻ってきてしまい、それ以上、連絡のしようがありません。

g-mailをご使用の方は、hotmail.co.jpからのメールを「許可設定」してからお問い合わせください(許可設定されていない場合は、返信メールがブロックされます)。

※返信メールが確認できない場合は、再度お問い合わせフォームを使用するのではなく、直接に筆者のメールアドレス: nakajimakenichiro@hotmail.co.jp にお問い合わせください。

※返信メールを受け取った場合、返信メールが確かに届いたことの確認のため、お返事をいただけますと幸いです。


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