変形性足関節症の特徴

変形性足関節症

変形性足関節症の特徴について説明します。

身体所見

足関節が痛い、足関節が腫れている、関節の動きが制限される、などが主な特徴です。

変形性足関節症。足関節が腫脹しています。

画像所見

レントゲンで見ると、足関節の関節の隙間が狭くなったり、不均等になったりします。

変形性足関節症のレントゲンでの分類は、高倉分類が世界的に有名です。

Stage 1は、関節の隙間は狭くなっていないものの、わずかな骨棘や骨硬化が見られる状態です。
Stage 2は、関節の隙間が狭くなった状態です。
Stage 3aは、内果の関節の隙間がなくなり、骨同士がこすれ合う状態です。
Stage 3bは、内果から関節の内側にかけて隙間がなくなり、骨同士がこすれ合う状態です。
Stage 4は、関節の隙間が全体になくなった状態です。

上の段:ひだり:stage 2、みぎ:stage 3a
下の段:ひだり:stage 3b、みぎ:stage 4

診断

身体所見と画像所見を合わせて診断します。

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