足根骨癒合症の内視鏡手術論文のレビュー【一括の論文日記に移行するため終了】

論文日記

概要

2026年6月に、World Journal of Orthopedics(WJO)からレビュー論文を書きませんかとお誘いを受けました。締め切りのある論文の方が書きやすいので引き受けることにし、何のテーマにしようか考えたところ、最近自分の中でちょっとしたブレイクスルーがあった足根骨癒合症の内視鏡手術を思いつきました。2026/8/23、テーマごとの論文日記から一括の論文日記に移行するのに伴い、この論文日記は終了します。

経過

2026-6-30:WJOからレビュー論文を書きませんかというお誘いのメールがあったが、すっかり忘れていた。今すぐ書きたいと思うレビューはなかったが、締め切りのある論文は書きやすいので、とりあえず引き受けておくことに。WJOはオープンアクセスなのに無料にしてくれるので、受けて悪い理由はない。
テーマは何にしようか考えたが、ふと足根骨癒合症の内視鏡について調べてみようと思った。最近自分の中で足根骨癒合症の内視鏡手術でちょっとしたブレイクスルーがあったが、何しろ足根骨癒合症というのは先天性疾患のため、なかなか症例が集まるものでもなく、いつになったらこのブレイクスルーを世に公表できるかわかったものではない。それなら”オピニオンレビュー”の中で方法紹介として発表してしまったらどうかと思った次第だ。
とりあえず題名とアブストラクトを作成して提出。締め切りは6月28日だったようだが、ブロックされることなく提出できたのでぎりぎり間に合った。
足根骨癒合症の中には内視鏡手術で簡単に行えるものも確かにあるのだが、癒合のしかたや癒合部のかたちのバリエーションが多彩すぎるため、ある方法がすべての足根骨癒合症に対して有効ではないのが悩ましいところ。過去にpublishされた足根骨癒合症の内視鏡手術の論文は10篇にも満たないが、それだけ皆も苦戦しているのだろう。自分も当然ながら簡単にいくこともあれば苦戦することもあり、そのたびに足根骨癒合症の内視鏡手術の難しさを痛感していたのだが、最近ついに汎用性のある方法を見つけてしまった。これでおそらく世界からは一歩抜け出せたと思っているので、過去の論文を見ながら「その方法だとこういうときにうまくいかないはず」などと批判的にレビューをし、最後に自分の方法を提示しようかと考えている(←性格悪い)。

2026-8-23:6月28日に提出したアブストラクトだが、WJOのサイトに行ったところ”Decline”と表示されており、やはり間に合っていなかったよう。しかし8月5日に再度WJOから論文提出の依頼があったため、全く同じアブストラクトを提出したら、8月11日付で”Accept”になっていた。締め切りは11月15日。とりあえず締め切りができると提出する気になる。今年1年BMCのEditor業務ばかりやっていて、自分の論文がまったくできず、1年に1本も論文を出せないことになってしまうのではなかと危惧していたが、締め切りができて何だかほっとした。

2026-8-24:このところ論文執筆用のフォルダのタイトルがごちゃごちゃで、どれをやるべきかすぐには把握できなかったので、それらをすべて統一したフォーマットに書き換えた。するとかなりすっきりし、どの論文に今取り組むべきかなどがすぐに分かるようになり、かつ、今書こうと企画している論文がどれだけかも一望に把握できるようになった。
改めてフォルダを整理すると、実行可能な(単なる思い付きではない)論文があと21本あることが把握できた。何となくネタ切れな気分になっていたが、全然そんなことはなかった。しかし、これまで書いてきた論文の中のケースシリーズはすでに症例数や経過観察期間などが十分ですぐにでも書ける状態だったのに対し、これから書こうとする論文の多くは、まだ十分に症例数が集まっていないとか、経過観察期間が短いとか、きれいなビデオが撮れていないとか、いろいろな事情ですぐに取り組めないものも多い。それについても、フォルダのフォーマットを整理したことで、どの論文は今どの程度進めることができるのか把握できるようになった。
また、論文日記で一つ一つの論文ごとに記事を書いていることも、割と論文を進める上で足かせになっていることに思い当たった。これまで書いてきた論文は、企画から執筆まで一直線に突き進むことができる状態が整っていたが、これから書こうとしている21本の論文は、上記のように何かしらすぐには論文化できない事情を抱えている。このような状況で論文それぞれを個別の日記にしてしまうと、なかなか進まないだけの記事になってしまい、書くほうのモチベーションも下がってしまう。これからの21本の論文はいわば同時進行で進めていくべきなので、論文日記も一本化したほうがよさそうだ。
最近はだいぶ査読やエディターの方の忙しさにも慣れてきた。今まではたくさん抱えているとそれだけで苦しくなっていたが、今は何本抱えているか、抱えている査読がどの程度の負担か、締め切りまで何日余裕があるかなどの把握が容易になってきているので、心的負担がだいぶ減った。
今年はずっとエディタと査読に苦しまされてきたが、ようやく回復の兆しが見えてきた。よし、論文をやろう。
ということで、個別の論文日記は終了とし、一括の論文日記へと移行します。

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